お経を唱えることは説法を聞くことと同じそもそも何故お経をお唱えするか?もともと仏教では説法ということが重視されています。 読んで字の如く仏「法」を説くことです。 ですから何かの機会につけ法を説いていました。 ところがそれがいつしか読経に変わったといわれています。 何故でしょうか? お経は「如是我聞」(このように私は聞いている)という はじまり方をします。(全部ではありません) お経はお釈迦さんあるいは大日如来の説法を 聞いたものなのです。 自分でお経を読むわけですが、一方耳でそれを聞いています。 すなわち、お経を唱えるということは、お釈迦さんまたは 大日如来の説法を聞くことなのです。 また、般若経典(空を説いています)ではお経を読むことの 功徳が書いてあると言われています。 般若心経には「よく一切の苦を除く」とありますし 理趣経にも読むことの功徳が説いてあります。 そのようなことを頭に入れながらお経を読んでください。 |